【おすすめ本】マルジナリアでつかまえて 山本貴光(著・文)

マルジナリアでつかまえて 山本貴光(著・文)ライフスタイル

マルジナリア、読者等によって本の余白部分に書き込まれたもの。

これによって同じ本が唯一無二の付加価値のある本になってしまう。
それはアウトローであるとかいろんな意見はあるけれど、それはそれとして面白いと思ったほうが人生は特!!

『マルジナリアでつかまえて』
山本貴光(著/文)
発行:本の雑誌社

 

 古本屋で買った本に意図しない書き込みがあったら残念な気持ちになりますが、それをそういうものとして見れば楽しいものが見えてきます。

 元々は、読者が自分のために書き込んで(そのときの気持ちや疑問を逃がさないように)いるのでしょうが、そこにはなんというか(本に書き込みできない派の僕からすれば)、エンタメ的なかっこよさを見てしまう。

 本を使い倒すかのごとく書き込みが行われたマルジナリア。憧れる。

1巻と2巻で、本の雑誌に連載されたものは完結(第一期完)ですが、そのうち始めていただけるであろう第二期を今から期待しております。

これは、1巻の方に紹介されていた夏目漱石のマルジナリアですが、どうでしょう?

「モーパッサンは馬鹿に違いない」

本来、残らないはずの思考を覗き見ることが出来る愉悦です。

【本の紹介】

書いて自分のものにする。

マルジナリア“余白の書き込み”探求道の書第2弾。

本に書き込みをする人たちの読みっぷりを追体験し、知となり肉となる読書を学ぶ。

本を読むのが今より、もっと、楽しくなる! 

【本の目次】

私の他人の蔵書 
もしフェルマーがKindleを使ったら 
ここは謎めいた調子で 
マルジナリアのここがダメ 
万能人だってやるときはやる 
実物はもっと美しいんだから! 
人もすなるマルジナリアといふものを
だって好きだから 
書いて自分のものにする 
日本語の異界を調査する 
世界にちょっと手を加え 
紙上に城壁を築く 
書くほどにおいしくなります 
千年前の本だって読みます 印刷博物館編1 
匂いたつ武士の印刷 印刷博物館編2 
読みづらければ書けばよい 印刷博物館編3 
抵抗のマルジナリア 
すべては官能のために 
これがほんとの復元法 
黒い点と十字の謎 
余白は楽園である 
登場人物になりきる 
余白談義の余白に 
期待と失望のあいだで 
新刊なのに古書みたい 
マルジナリアは永遠に 

神谷美恵子、あるいは読み尽くしのマルジナリアについて(長島愛生園・神谷書庫)


そこを削っちゃおしめえよ?(松竹大谷図書館・GHQ検閲歌舞伎台本)



東京理科大に和漢書があるわけ(東京理科大学近代科学資料館)

これからの本の読み方・読む方法とは

四の五の言わずに読書 読書を通じて人生を豊かにするサイト

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