NFTという言葉を最近テレビのニュースで流れるようになりましたね。今回はNFTについて、わかりやすくまとめましたので参考にしていただけると幸いです。
目次
・NFTはデジタル資産!!
2009年1月に始動したビットコインなどなど、仮想通貨・暗号資産の分野で世界的利用されるようになった分散型台帳・ブロックチェーン技術を利用しているデジタル資産です。
・NFTがメディアで取り上げられる契機
2021年にオークションハウスのクリスティーズで、デジタルアーティスト「ビープル」の作品「everydays-The First 5000 Days」のNFTが約75億円で落札されて世界中で話題となったことです。
もうひとつは、ツイッターの共同創業者で同社CEOのジャック・ドーシー氏のNFT化された初ツイッターが約3億1600円で落札されたこともありました。
・NFT とは何なのか
NFTとはNon-Fungible Token、ノンファンジブルトークンの略。ファンジブルが代替可能という意味であるので、ノンファンジブルは代替不可能であり、一つひとつが固有で唯一無二であるということなのです。あとトークンは代用通貨などの意味です。
最近ではデジタル資産として代表的なものはビットコインやイーサリアムなどの暗号資産です。このような暗号資産であれば、例えば、1ビットコインであれば、日本円と同じように、誰が持っていても同じ価値です。それがFTファンジブルトークン 代替可能なデジタル資産です。
NFTは、ブロックチェーンという技術が使われているのですが、ブロックチェーンの中に、個別の識別サインが記録されているのです。
これによってひとつひとつのNFTが固有のもの、代替不可能なものになるのです。
・ブロックチェーンとは何なのか
簡単にいうと管理者が存在しない台帳のことです。日本の銀行などでいれば、その銀行の中央集権的な特定の権限による管理ですが、ブロックチェーンは、分散型台帳であるので、コピーができなのです。ブロックチェーンの大きな特徴としては次の3つです。
1、 改ざんできない、コピーできない
2、 その価値そのものを移転できること。これは、日本円を海外送金するとき
には手数料がたくさんかかりますが、そこコストがかからないのです。
3、 追跡可能でだれでも閲覧可能です。これはインターネットではできないも
ので、その上にくる技術と言われています。
・ブロックチェーンの魅力
デジタル資産の魅力は、特定の国や企業による中央集権的な管理でなく、誰でも参加できるオープンな分散型相互管理にあります。
しかし、それがゆえに信用の付加にかかわる様々な課題がまだまざあるわけです。
NFTを発行するのに最も現在使われているのはイーサリアム財団が提供する「ERC-721」という規格です。
また、最近ではNFTで運用しやすいフローやパレットとうものもブロックチェーン技術もでてきています。
・イーサリアムとビットコインの違い
イーサリアムはスマートコントラクトというブロックチェーン条で行われる行動を自動的に実行するプログラムのNFT領域おいてもっとも使われているのです。
このスマートコントラクトの技術的な違いがビットコインとイーサリアムの決定的な違いなのです。
ビットコインは価値そのものを移転させる仕組みしかないのに対して、イーサリアムは独自のスマートコントラクトによってその中に付随する契約内容なんかを内蔵することができるのです。
・まとめ
日本では2020年からNFTに対する関心が高まりました。
コインチェックのような暗号資産の取引所や事業者はもちろん、ゲーム会社や出版社などがNFT化できる版権やコンテンツを保有する知的財産事業者がNFTビジネスに参入しているのです。
今後ますますNFTの関心は高まってくと思いますので次回は、方法などを掲載していく予定ですのでよろしくお願いします。
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