スマホ脳 子どもにはスマホは早いよ

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スマホ脳
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本のタイトル

『スマホ脳』

アンデシュ・ハンセン(著/文)久山 葉子(翻訳)
発行:新潮社

【本の紹介】

ジョブズはわが子にiPadを与えなかった?! うつ、睡眠障害、学力低下、依存症……最新の研究結果があぶり出す恐るべき真実。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となったベストセラー、日本上陸。

【本を読んだ感想】

 人間にとっては、歴史のなかで、デジタルなどを利用している期間よりも自然のなかで生活していた期間の方が圧倒的に長い脳が現代に適応した進化を遂げているわけではない。むしろ、昔のまま。

 サルで実験ボタンを押すとエサが出る。必ず出てくるよりも、たまに出る方がドーパミンの分泌が多い。ドーパミンは「成功報酬」ではなく「行動を促すためのもの」

 人間でも同じ(例:ギャンブル)

 なぜ→木に登って果実がなっていなければ、(確実に無いことが分かっている場合は別として)見つかるまで次々に登らないとエサにありつけない次の行動を促す必要があるために脳が正当に進化したためである。

 例えば、スマホ:着信音がなる。大事な情報「かもしれない」
 →実際に読んでいるときよりも着信音に反応したときの方がドーパミンが多い。
 結果、「ちょっとだけ確認してみよう」が繰り返される。

 特に子どもに危険となるのは報酬を先のばし出来る前頭葉が未発達なため、手軽に様々な報酬が得られる(いいね、とか)スマホやタブレットに依存しやすい。

 また、スマホやタブレットはそのあり方自体が「集中」することと対極に有り(注意の対象が頻繁に切り替えられてしまう)

 1つのことに集中する、という訓練が全く行われない可能性もある。

 SNSで、投稿された内容を確認していて、ページの更新をかけるとき、「下に少し引っ張り離すと、真ん中で円がくるくる回って、その後ページが更新される」のはそういう仕様しかできないとか、通信に時間がかかるとかではなく、あえて焦らすことで「報酬が得られるかの不明確さ」を効果的にしている

 スロットでチェリーが3つ並ぶのを期待しているときと同じドーパミンがドバーと出る。

 とか、こういう仕組みを作れる頭の良い大人って怖いですね。

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