【オススメ本】『現代経済学の直観的方法 』詳細はおいといて良いからざっくりと経済学の概観を捉えたいという人には良い本

4.0
現代経済学の直観的方法 ライフスタイル
現代経済学の直観的方法 

 見た目で中身を判断してはいけない、とは言いますが、この本、個人的にはちょっと見た目が怪しい気がして、発売時から知ってはいましたが、手に取ることは無かった本でした。

 著者が特に経済学畑の人ではない、というのも有りました。

 さて、では実際に読んでみてどうだったかというと、「詳細はおいといて良いからざっくりと経済学の概観を捉えたい」という人には良い本ではないでしょうか。

本のタイトル

現代経済学の直観的方法 
長沼 伸一郎(著/文)
発行:講談社

 勿論、経済学の全ての分野をカバーしているわけではありませんが。

 時折、もう少し根拠なんかが詳しく知りたいと思うことはありますが、そこは著者自身が最初に、大枠を捉えて理解するために詳細は省略しているので、知りたいならばここで理解した内容をもとに他の本をあたれ、と宣言しているので欠点ではありませんね。

 その他、「?」となる部分も個人的には有りましたが(最後の章は経済学の説明というよりは、著者個人の思想では?と思ったり)、それ以外はかなり分かりやすくまとめられていますのでぜひ、手にとってみてください。

【本の紹介】

ビジネス書大賞2020 特別賞(知的アドベンチャー部門)受賞!

わかりやすくて、おもしろくて、そして深い。
世界の状況が刻々と変わる現在、
文系理系問わず、経済を知らずに世の中を知ることはできない。
そんな時代に「経済をなんとなく避けてきた」読書人におすすめ。

かつて『物理数学の直観的方法』で理系世界に一大センセーションを巻き起こした著者による、
この一冊で資本主義の本質をガツっと直観的につかむ、
どこにもなかった経済書。

西成活裕氏(東京大学大学院教授 『渋滞学』『とんでもなく役に立つ数学』著者)
「私は30年前にこの本のベースとなる論考に出会い大きな衝撃を受けた。
経済の『非』成長モデルのヒントがここにある。SDGsを目指す中で、
我々はどのように生きればよいか迫ってくる本書は、
万人に読んでいただきたい一冊である」
   
・資本主義とは
・インフレとデフレのメカニズム
・貿易が拡大する理由とは?
・ケインズ経済学とは何か?
・貨幣の本質とは?
・なぜドルは強いのか?
・仮想通貨(暗号資産)とブロックチェーンとは何か?
そして、
・資本主義社会の最大の問題点と、その解決のヒント

私たちが生きる現代資本主義社会の本質とその問題、行く末を理解する一冊!

(目次)
第1章 資本主義はなぜ止まれないのか  
第2章 農業経済はなぜ敗退するのか  
第3章 インフレとデフレのメカニズム
第4章 貿易はなぜ拡大するのか 
第5章 ケインズ経済学とは何だったのか 
第6章 貨幣はなぜ増殖するのか 
第7章 ドルはなぜ国際経済に君臨したのか 
第8章 仮想通貨とブロックチェーン 
第9章 資本主義経済の将来はどこへ向かうのか

【著者プロフィール】

長沼 伸一郎  (ナガヌマ シンイチロウ)  (著/文)

1961年東京生まれ。早稲田大学理工学部応用物理学科(数理物理)卒業後、同大学理工学部大学院中退。1987年、自費出版『物理数学の直観的方法』(通商産業研究社)の出版によって、理系世界に一躍名を知られる。その後も組織には属さず仲間と一緒に研究生活を送っている。
著書に『物理数学の直観的方法 普及版』『経済数学の直観的方法 マクロ経済学編』『経済数学の直観的方法 確率・統計編』(いずれもブルーバックス)、 『一般相対性理論の直観的方法』『無形化世界の力学と戦略』(いずれも通商産業研究社)など。

これからの本の読み方・読む方法とは

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