読んでよかった本おすすめまとめ【読んだほうが今後の人生特になる編】

読んでよかった本おすすめまとめ【オールジャンル編】
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 人生には数多くの出会いがありますが、中でも本との出会いは、心を豊かにしてくれるものの一つです。
 読書によって、新しい知識を得たり、物語に心を動かされたりすることができます。

 今回は、私が実際に読んでよかった本をご紹介します。

 まずは、「一生に一度は読むべき本」をテーマにしたおすすめ書籍です。

 これらの書籍は、人生の大きな節目や転機に立ち向かうとき、必ず役に立つ知恵や教えを教えてくれます。さらに、ベストセラーには、多くの人々が感銘を受けた作品が数多くあります。

 その中でも、特に心に残った作品をピックアップしました。これらの本は、大衆に支持された理由があるはずです。

 最後に、私自身が人生を変えたと感じた本をご紹介します。

 これらの書籍は、私自身の体験や知識を広げ、人生観を変えるきっかけを与えてくれました。あなたも、ぜひ読んでみてください。

 きっと、新しい自分に出会えるはずです。

 これらの書籍は、あなたの人生をより豊かなものにすること間違いありません。
 ぜひ、手に取って読んでみてください。

目次

ベストセラーから名作まで!一生に一度は読むべきおすすめ書籍

ベストセラーから名作まで

『ゴリオ爺さん』

バルザック(著/文)中村佳子(翻訳)発行:光文社

 「ゴリオ爺さん」は、フランスの作家オノレ・ド・バルザックによる小説であり、19世紀初頭のパリを舞台に、貧しい老人父親と自己中心的な娘たちとの葛藤を描いた作品です。

 物語は、貧困に苦しむ老人父親のゴリオが、娘たちのために節約を続け、生活を犠牲にしながらも、娘たちに愛情を注ぎ続ける姿を描きます。

 しかし、娘たちはそれぞれの夫や愛人との関係を重視し、ゴリオを無視するようになっていきます。

 彼女たちの冷酷さに苦しむゴリオは、最後には病気で死んでしまいます。「ゴリオ爺さん」は、人間の欲望や愛情、家族の絆を描いた作品として、バルザックの代表作の一つとされています。

 また、パリの社会的現実を描いた作品でもあり、当時のフランス社会に対するバルザックの批判が込められているともいわれています。

 本作品は、19世紀初頭のフランス社会を舞台に、貧困や社会の階級差、家族の問題などをリアルに描き出しています。

 バルザックの描く登場人物たちは、個性豊かで、社会的地位や性格の違いが巧みに描かれています。また、物語のテーマである「家族の愛と破滅」は、現代でも根強い共感を呼ぶものとなっています。

 「ゴリオ爺さん」は、文学史上に残る傑作として高く評価されています。バルザックの他の作品と同様に、人間の内面を深く描き出し、社会的批評や風刺が込められた作品です。

【本を読んだ感想】

 フランス文学、というとまず名前が上がる小説だと思います。私も名前だけは知っていました。

 いや、もっと若いうちに読んでも良かったと思います。

 大学に通うために都会に出て来て安下宿に住む一方で、社交界で成功したいと若い願望を抱く主人公。また、同じ安下宿に住むゴリオ爺さんは、かつては商売で成功し一財産を築いたと噂されているが、今は見る陰もない。

 ゴリオ爺さん自身は、自分が望むのは二人の娘の幸せだと言うが、しかし主人公からはその娘たちはゴリオ爺さんを良いように使っているようにしか見えない。

 主人公はそういうものを見ながら、家族や他人を踏み台にしてでも成功することを目指すべきか、それとも人間として大切にすべきものを優先するべきかで苦悩します。

 よくあるテーマでしょうが、教訓臭さはなく、小説として面白いです。

 最初は得体の知れない人物であったゴリオ爺さんが次第に好感の持てる人物になっていきますが、前述の通り、娘の態度やらに報われない。

 それでも、娘が幸せなら、と宣言するゴリオ爺さん。


 そして、ラストは、、、

『風の歌を聴け』

村上 春樹(著/文)発行:講談社

 「風の歌を聴け」は、村上春樹による小説であり、1987年に発表されました。
 本作は、自然、音楽、人間関係などをテーマにしており、現代日本の社会や人間の孤独を描いています。

 物語の主人公であるトオルは、東京の弁護士事務所に勤める20代の若者です。
 ある日、かつて恋愛関係にあった女性が失踪し、トオルは彼女を探すために北海道の田舎町に向かいます。そこでトオルは、自然と音楽に囲まれた生活を送りながら、自分自身と向き合い、さまざまな人々と交流することによって、内面的な成長を遂げていきます。

 本作は、村上春樹の代表作の一つとして知られており、彼独特のシュールでノスタルジックな世界観や、緻密な描写力によって、多くの読者を魅了しています。

 また、本作の舞台となった北海道の自然や風景、音楽にも注目が集まっており、小説としてだけでなく、それらの要素を楽しむこともできます。

 「風の歌を聴け」は、孤独や人間関係、自己の探求など、現代の若者に共感を呼ぶテーマを扱っており、読者に深い感動や共感を与える作品となっています。

【本を読んだ感想】

 デビュー作ですこの方の本はなかなか時間軸が二つあったりして取っ付きにくいと思う作品があったので、あまり読もうとはしてませんでした。最初によんだのがわるかったのかな。これも最初は取っ付きにくいなぁ、と思いながら読んでましたが、途中からは特に気になりませんでした。

 令和の時代に、必読書か、と訊かれると、時代的なものですかね、と答えますが、2時間もかからず読めます。とてもいい作品だと素直に思いました。

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『認知症世界の歩き方 』

筧 裕介(著/文)認知症未来共創ハブ(監修)発行:ライツ社

 「認知症世界の歩き方」という書籍は、認知症の患者さんやその家族、介護者の方々が抱える問題について、具体的な解決策やアドバイスを提供する、非常に価値ある書籍です。

 認知症についての基礎知識から始まり、患者さんや家族が日常生活で抱える様々な問題について、実際に経験した方々の声やアドバイスが掲載されています。

 たとえば、食事や入浴、トイレなどの日常生活の中での支援方法や、認知症患者さんの行動を理解するためのコミュニケーションの取り方、認知症の進行に伴って生じる問題に対する対応策など、非常に具体的で実践的な内容が盛り込まれています。

 また、介護者の方々が感じるストレスや負担についても触れられており、介護者自身が健康的に過ごすためのアドバイスや、介護の負担を軽減するための情報も記載されています。

【本を読んだ感想】

 『認知症の第一人者が認知症になった』という番組を以前、テレビで見たことがあります。
 家族の負担が減って利用者にも利点がある、とデイサービスを提唱・実践していた医師の方が、自分が認知症になった際にデイサービスを利用して早々に「つまらないからもう行きたくない」という場面があってひどく頭に残りました。
 私の中ではこの場面が「認知症」という言葉と強く結び付いています。

 さて、本書では、認知症の症状を、体験している本人に聞き取りし、分かりやすくまとめてあります。読んでいて、なるほど、認知機能の衰え、というのは大きな断裂が有るものではなくて、ここから地続きなのだと思いました。考え事をしながら歩いているときなんかは、ふと顔をあげて見慣れた風景であるにも関わらず、一瞬、「どこ?」となった経験は僕にもあります。

 その他、私たちが一つの動きとして捉えている動作、動作とすら認識していない動作の中にも、実際には細かいチェックポイントなどがあって、そこで躓いてしまうことも説明されれば十分に理解できますし納得できます。本書においても認知症の出方は人それぞれ、と書いてはありますが、具体例を知り、より本人に則した対応等を考えることの出来る良い一歩目、さらには我が事としてのちょっとした心構えとなるのではないでしょうか。

パーソナリティを科学する

 ―特性5因子であなたがわかる

ダニエル ネトル 著

 「パーソナリティを科学する」という書籍は、心理学者ダニエル・ネトルによって執筆された書籍です。
 私たちがどのようにして自分自身や他人を理解するかを探求するものであり、パーソナリティに関する科学的研究の最前線を取り上げています。

 人間のパーソナリティについての研究をまとめ、最近の科学的知見を紹介することで、人間の行動や感情に関する深い理解を提供します。著者は、人間のパーソナリティは、遺伝子、環境、および文化的な要因の相互作用によって形成されると主張しています。

 パーソナリティの構成要素として、「大五人格モデル」と呼ばれる特性を紹介しています。

 これらは、外向性、調和性、誠実性、神経症的傾向、および経験への開放性です。それぞれの特性には、行動や感情における一般的なパターンがあります。また、パーソナリティがどのようにして成長し、変化するかについても探求しています。

 成人後のパーソナリティの変化に関して、特に人生の転機、経験、およびストレスが重要であると述べています。

 「パーソナリティを科学する」は、心理学の分野に興味がある人々にとって非常に興味深い本です。
 著者は、科学的方法を用いた研究に基づいて、パーソナリティに関する多くの一般的な信念や迷信を覆すことに成功しています。

 この本を読むことで、自己理解や他者理解を深めることができます。

【本を読んだ感想】

「ビッグファイブ」という理論は、簡単な質問で自分のパーソナリティを診断することができます!
 特性5因子は、「外向性・神経質傾向・誠実性・調和性・開放性」の5つで、それぞれの傾向を数値化することができます。私も試しに診断してみたら、自分は開放性と外向性が高い傾向があって、その後が誠実性と調和性で、神経質傾向は低くめでした。
 
 簡単な質問なので、直感的に答えることができ、自分自身を客観的に捉えることができます。この理論を使うと、人の性格を客観的に見ることができるから、昔ながらの考えや思い込みで人を判断することがなくなります。また、自分の得意なことや不得意なことも分かるから、組織でのコミュニケーションにも役立ります。
 
 私は20人程度の人を診断してみたこともあるんだけど、最初は自分の予想と違う結果が出たこともありました。でも、診断を重ねるごとに差が小さくなっていきました。データ化することで、人との会話でも役立つことがあると思うんだ。

 ただ、人との付き合い方を決めつけることは良くないから、ビッグファイブはあくまで参考にすることが大切です。でも、習得することで、人の性格を客観的に見ることができるようになるし、自分の得意なことや不得意なことも分かるから、得することばかりです。ぜひ、試してみてみてください!私も診断してから読んでみました。面白かったから、きっとあなたも楽しめると思うよ!

『独学大全』絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法

読書猿(著/文)発行:ダイヤモンド社

 日本のブロガー・読書家である読書猿が著した書籍であり、独学についての方法や心構え、具体的な勉強方法などについて詳しく解説しています。

 自分自身の力で学ぶことができる「独学」について、初心者から上級者まで幅広い層に向けた内容となっています。

 読書猿は、自身の経験を基に、独学を行う上での基本的な考え方や、具体的な勉強方法、学習に役立つツールやリソースなどを紹介しています。

 まず独学に必要な「心構え」について説明があります。自己啓発書や哲学書、文学作品などから引用した言葉を交え、モチベーションを保つ方法や、学習意欲を高めるための心得などを紹介しています。

 また、具体的な勉強方法として、本やウェブサイト、オンライン講座などの情報源の選び方や、ノートの取り方、自己評価の仕方などを説明しています。また、学習に役立つツールとして、アプリやツールの紹介もあります。さらに、読書猿は、独学を行ううえでの問題点や注意点についても言及しています。

 例えば、過剰な情報収集や目標不明確な学習は効果的ではないということです。独学初心者から上級者までの学習者にとって役立つ内容となっています。自己啓発や資格取得、趣味の習得など、どの分野においても応用できる有益な情報が豊富に詰まった書籍となっています。

【本を読んだ感想】

 この本は読んだ方がいいと思う素直な理由があります。

 著者のブログでは、様々な分野の知識や学び方、アウトプット全般に関するノウハウや技法が紹介されています。この本は、それらをまとめて体系化したものです。著者自身も読書が苦手だったが克服した経験から、その説得力もあります。

 この本は、資格を取るための独学ではなく、人生全体で成し遂げたいことや極めたいことに向き合う方法を紹介しています。独学は地道なもので簡単にできないものですが、この本で紹介されるノウハウを取り入れることをお勧めします。本を順番に読む必要はなく、まずはサラッと読んで気になる部分を深く読んでみるのがベストです。

 全てのカテゴリには、無知くんとの対話があり、わかりやすく説明されています。著者は自分自身のクズ時間を生まれ変わらせるために、24時間の行動を書き込み、その評価をしています。これにより、自分自身を客観的に見ることができ、時間の使い方がわかります。

 また、継続することには、今自分自身がどの水準にいるのかではなく、自分がもつ基準から低いか高いのかを判断して一喜一憂することが大切です。長く学び続けることは、自分の間抜けさを自分自身で理解し向き合うことでもあります。

独学大全のオーディオブックはこちら

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