人生には数多くの出会いがありますが、中でも本との出会いは、心を豊かにしてくれるものの一つです。
読書によって、新しい知識を得たり、物語に心を動かされたりすることができます。
今回は、私が実際に読んでよかった本をご紹介します。
まずは、「一生に一度は読むべき本」をテーマにしたおすすめ書籍です。
これらの書籍は、人生の大きな節目や転機に立ち向かうとき、必ず役に立つ知恵や教えを教えてくれます。さらに、ベストセラーには、多くの人々が感銘を受けた作品が数多くあります。
その中でも、特に心に残った作品をピックアップしました。これらの本は、大衆に支持された理由があるはずです。
最後に、私自身が人生を変えたと感じた本をご紹介します。
これらの書籍は、私自身の体験や知識を広げ、人生観を変えるきっかけを与えてくれました。あなたも、ぜひ読んでみてください。
きっと、新しい自分に出会えるはずです。
これらの書籍は、あなたの人生をより豊かなものにすること間違いありません。
ぜひ、手に取って読んでみてください。
ベストセラーから名作まで!一生に一度は読むべきおすすめ書籍

『ゴリオ爺さん』

フランス文学、というとまず名前が上がる小説だと思います。私も名前だけは知っていました。
いや、もっと若いうちに読んでも良かったと思います。
大学に通うために都会に出て来て安下宿に住む一方で、社交界で成功したいと若い願望を抱く主人公。また、同じ安下宿に住むゴリオ爺さんは、かつては商売で成功し一財産を築いたと噂されているが、今は見る陰もない。
ゴリオ爺さん自身は、自分が望むのは二人の娘の幸せだと言うが、しかし主人公からはその娘たちはゴリオ爺さんを良いように使っているようにしか見えない。
主人公はそういうものを見ながら、家族や他人を踏み台にしてでも成功することを目指すべきか、それとも人間として大切にすべきものを優先するべきかで苦悩します。
よくあるテーマでしょうが、教訓臭さはなく、小説として面白いです。
最初は得体の知れない人物であったゴリオ爺さんが次第に好感の持てる人物になっていきますが、前述の通り、娘の態度やらに報われない。
それでも、娘が幸せなら、と宣言するゴリオ爺さん。
そして、ラストは、、、
『風の歌を聴け』

デビュー作ですこの方の本はなかなか時間軸が二つあったりして取っ付きにくいと思う作品があったので、あまり読もうとはしてませんでした。最初によんだのがわるかったのかな。これも最初は取っ付きにくいなぁ、と思いながら読んでましたが、途中からは特に気になりませんでした。
令和の時代に、必読書か、と訊かれると、時代的なものですかね、と答えますが、2時間もかからず読めます。とてもいい作品だと素直に思いました。
一生に一度は読むべき小説から実用書まで!読むべき本ベストセレクション

『認知症世界の歩き方 』

『認知症の第一人者が認知症になった』という番組を以前、テレビで見たことがあります。
家族の負担が減って利用者にも利点がある、とデイサービスを提唱・実践していた医師の方が、自分が認知症になった際にデイサービスを利用して早々に「つまらないからもう行きたくない」という場面があってひどく頭に残りました。
私の中ではこの場面が「認知症」という言葉と強く結び付いています。
さて、本書では、認知症の症状を、体験している本人に聞き取りし、分かりやすくまとめてあります。読んでいて、なるほど、認知機能の衰え、というのは大きな断裂が有るものではなくて、ここから地続きなのだと思いました。考え事をしながら歩いているときなんかは、ふと顔をあげて見慣れた風景であるにも関わらず、一瞬、「どこ?」となった経験は僕にもあります。
その他、私たちが一つの動きとして捉えている動作、動作とすら認識していない動作の中にも、実際には細かいチェックポイントなどがあって、そこで躓いてしまうことも説明されれば十分に理解できますし納得できます。本書においても認知症の出方は人それぞれ、と書いてはありますが、具体例を知り、より本人に則した対応等を考えることの出来る良い一歩目、さらには我が事としてのちょっとした心構えとなるのではないでしょうか。
パーソナリティを科学する
―特性5因子であなたがわかる

「ビッグファイブ」という理論は、簡単な質問で自分のパーソナリティを診断することができます!
特性5因子は、「外向性・神経質傾向・誠実性・調和性・開放性」の5つで、それぞれの傾向を数値化することができます。私も試しに診断してみたら、自分は開放性と外向性が高い傾向があって、その後が誠実性と調和性で、神経質傾向は低くめでした。
簡単な質問なので、直感的に答えることができ、自分自身を客観的に捉えることができます。この理論を使うと、人の性格を客観的に見ることができるから、昔ながらの考えや思い込みで人を判断することがなくなります。また、自分の得意なことや不得意なことも分かるから、組織でのコミュニケーションにも役立ります。
私は20人程度の人を診断してみたこともあるんだけど、最初は自分の予想と違う結果が出たこともありました。でも、診断を重ねるごとに差が小さくなっていきました。データ化することで、人との会話でも役立つことがあると思うんだ。
ただ、人との付き合い方を決めつけることは良くないから、ビッグファイブはあくまで参考にすることが大切です。でも、習得することで、人の性格を客観的に見ることができるようになるし、自分の得意なことや不得意なことも分かるから、得することばかりです。ぜひ、試してみてみてください!私も診断してから読んでみました。面白かったから、きっとあなたも楽しめると思うよ!
『独学大全』絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法

この本は読んだ方がいいと思う素直な理由があります。
著者のブログでは、様々な分野の知識や学び方、アウトプット全般に関するノウハウや技法が紹介されています。この本は、それらをまとめて体系化したものです。著者自身も読書が苦手だったが克服した経験から、その説得力もあります。
この本は、資格を取るための独学ではなく、人生全体で成し遂げたいことや極めたいことに向き合う方法を紹介しています。独学は地道なもので簡単にできないものですが、この本で紹介されるノウハウを取り入れることをお勧めします。本を順番に読む必要はなく、まずはサラッと読んで気になる部分を深く読んでみるのがベストです。
全てのカテゴリには、無知くんとの対話があり、わかりやすく説明されています。著者は自分自身のクズ時間を生まれ変わらせるために、24時間の行動を書き込み、その評価をしています。これにより、自分自身を客観的に見ることができ、時間の使い方がわかります。
また、継続することには、今自分自身がどの水準にいるのかではなく、自分がもつ基準から低いか高いのかを判断して一喜一憂することが大切です。長く学び続けることは、自分の間抜けさを自分自身で理解し向き合うことでもあります。

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