なぜ哲学を学ぶのか?初心者におすすめ厳選3冊の感想・レビュー!

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 なぜ、哲学を学ぶのか?

 それは哲学は、人生や社会について深く考える学問だからです。
 しかし、哲学の概念や言葉は初心者にとっては少し難解で、敷居が高いと感じることもあるかもしれません。でも、哲学は私たちの日常生活に直接関係しており、考え方を変えることでより充実した人生を送ることができます。

 そこで、初心者にも分かりやすい哲学の本を紹介します。

 これらの本は、哲学の概念をやさしく解説し、実生活での具体的な例を用いて哲学者たちの考え方を紹介しています。これらの本を読むことで、哲学に興味を持ち、人生や社会についてきっかけにしてください。

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目次

おすすめ哲学に関する本3選

暇と退屈の倫理学

暇と退屈の倫理学
著者
國分 功一郎
発行
太田出版

【本を読んだ感想】
 現代社会が発展し、時間的・金銭的な余裕が生まれた今、私たちはその余裕をどのように使っているのでしょうか。もちろん、「好きなことをする」ということが一般的な答えだと思いますが、それは本当に自分が本当に好きなことでしょうか?もしかしたら、誰かから与えられた「好きなこと」に追われているだけかもしれません。

 このような疑問について、本書では「暇と退屈」という観点から考えます。ハイデガーの分析によれば、「退屈な状態」は、何かによって退屈させられる状態、何かに際して退屈する状態、そしてなんとなく退屈な状態の3つに分けられます。

 1.何かによって退屈させられる状態
 2.何かに際して退屈する状態
 3.なんとなく退屈な状態
 
 そして、著者は、特に3つ目の状態に陥る「人間」という存在が、どういう存在であるかを考察します。

 しかし、本書の醍醐味はそれだけではありません。本当に自分が好きなことを見つけることは、ただ単に時間とお金を使うことだけではありません。それは、自分自身を深く知ることから始まります。自分が何をしたいのか、何を求めているのか、それらを明確にすることが大切です。

 多くの人がおすすめする本書は、ハイデガーの哲学をもとに、暇と退屈について考え、人生の意義について問いかけます。自分自身を深く知ることが人生の豊かさにつながることを教えてくれる、面白くも深い一冊です。

水中の哲学者たち

水中の哲学者たち
著者
永井玲衣
発行
晶文社

【本を読んだ感想】
 この本は「哲学エッセイ」と表記されているものの、実際には小難しい言葉や概念はほとんど出てこない、少し哲学的な要素が含まれたエッセイです。読み進めるうちに真剣になりすぎず、サラッと読み進め、時折立ち止まって考える、という読み方ができました。

 筆者が取り上げた「哲学対話」というアプローチには興味を持ちましたが、他人の目を気にして思ったことを口に出すのは難しいだろうな、とも感じました。私自身、「何事にも設定された正解があって、それに向かって進まなければいけない」という考え方が強く根付いており、その中から抜け出すのは難しいなと感じています。

 私自身「何事にもきちんと『設定された正解』があって、それに向かって進めなければいけない」という考え方が自分の中で強すぎるんだろうと自覚しており、それに気付いてからは何とか抜け出そうとしつつ、今に至る、という感じです。

 そこから未だに抜け出せてはいませんし、答えのない問いに向かい続ける筋力もまだまだですが、改めてそういうところに向き合うのに良い本でした。

翔太と猫のインサイトの夏休み

翔太と猫のインサイトの夏休み
著者
永井 均
発行
筑摩書房

【本を読んだ感想】
最近、出口治明さんの哲学史の本を読んでいたところ、手つかずになっていたこの本を思い出し、再度読んでみました。「哲学史」ではなく、「哲学すること」に焦点を当てた本です。

 序文に中学生向けとあることから、私のような年齢でも少し苦労しながら読み進めました。中学生がこれをスラスラと読めると思うと、最近の中学生の読書力は凄いなと感心してしまいます。
 
 ただ、このような本が簡単に読み進められるということは、それだけ哲学的な問いに真剣に向き合うことを敬遠している人が多いということでもあります。

 苦労しながらでも読む価値がある、真剣に考えるきっかけを与えてくれる本だと感じました。

まとめ

 哲学に興味を持つ方は、プラトン、アリストテレス、カント、ヘーゲル、ニーチェ、サルトルなど、有名な哲学者の考え方に触れることが多いかもしれません。

 しかし、その思想を理解するためには、まずは哲学に関する本を読みながら興味を膨らますことで、その後、哲学者の思想についての学びがより深い理解ができるようになります。

 わかりやすく書かれたものを読みながら、自分自身が考えることも大切することもおすすめします。そうすることで、哲学が身近なものに感じられるようになるでしょう。

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